スリランカテストツアー③ ウミガメ保護施設
スリランカの南西海岸ではインド洋に生息している5種のウミガメがいます。
産卵期にはウミガメが毎晩産卵しに来るそうで、そのまま放置すると他の動物や現地の方に食べられてしまうため柵の中で大事に保護しています。
まだ赤ちゃんのウミガメも保護されていて触ったり、手のひらに乗せたりすることができました。10月~3月のシーズン中であれば、海に放すこともできるそうです。
保護施設には障害のある大きなカメも保護されていました。最大で1メートルほどのカメがいて、触ることはできても抱えることは到底できないなと思いました。大きなカメは気を付けないと手を噛むそうで、施設のスタッフは度々噛まれていると言っていました。
カメと少し触れ合った後は参加者にボランティアをしてもらいました。
まずはカメの甲羅の掃除でした。しばらく掃除をしていないのか甲羅にはコケが生えていました。掃除した部分はきれいになってツートンカラーになっていて面白かったです。掃除をする際にカメは手足をバタバタさせるので参加者たちは水しぶきに耐えながら掃除をしていました。
掃除が終わると、カメたちに餌やりをしました。餌は近くで獲れた小魚でした。噛まれないようにトングで餌やりをしました。食いつきが良くて元気なカメだなと思い、大切に育てられているなと感じました。
海が汚染されていなかった頃は300年生きるカメもいたとか。今は100年弱ほどが寿命だそうです。これ以上海を汚さないようにしていきたいですね。
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