インタビューする時に意識すること

こんにちは!アレックスソリューションズの池田です。
今回は、GOALプログラム内で実際に行われている「インタビューセッション」について皆さんにご紹介します。
目次
インタビューセッションではどんなことをするの?
GOALでは3日目に、日本人研修生がグローバルサポーター達に対してSDGsについて、英語でインタビューする時間があります。
ブレークアウトルームに入って日本人研修生がそれぞれが用意してきた質問を、シンガポールとスリランカのサポーター達に問いかけます。メイングループに戻ってきたら、得られた回答を要約してみんなの前でシェアしてもらいます。
インプットとアウトプットをかなり早い時間でしなければならないので、慣れていないと少しハードではありますが、まずはチャレンジすることが何より大事です。
では、ここからはインタビューのコツについてお伝えします。
会話をするようにインタビューしてみよう
相手の回答を聞くだけなら、質問をリストにして相手に送ってもっらた方がいいんじゃないの?と思う人もいるでしょう。でもそれだと単調で一方的になってしまいます。より相手の考えを引き出したければやはり会話の中で聞き出すのが良いです。
会話でも一問一答のようになってしまわないように、「会話のキャッチボールを楽しむ」ように、自然と相手から話を引き出せるように意識してみましょう。
クローズド・クエスチョンとオープン・クエスチョン
「クローズド・クエスチョン」と「オープン・クエスチョン」をご存じでしょうか?
クローズド・クエスチョンは、例えば、「日本食は好きですか?」など、YesかNoで答えられる質問で、インタビューの目的に近い意見を聞けます。事実確認や迅速に回答をもらうにはいい方法ですが、多用すると尋問のようになってしまうので注意が必要です。
オープン・クエスチョンは、「どんな日本食が好きですか?」など、相手に自由に回答してもらう質問です。
予想しなかった回答が聞ける場合もあり自由度が高いですが、こちらが聞きたい内容から逸れることもあります。
2つともそれぞれの利点があるので、質問に対して回答が出なかったり、事実確認をしたい時には、「クローズド・クエスチョン」。
話をさらに広げたり、予想外の回答をもらいたい時は「オープン・クエスチョン」を使うなどうまく使い分けてみると、より多様な回答が引き出せるでしょう。
変化や比較を置いて質問してみる
相手の話しをいろんな角度から情報を引き出したい時は、変化した点や、比較対象を持ち出して質問してみるのもよい方法です。
例えば、「昔と今とでどんなこと(心情・事情)が変わりましたか?」や、「日本では〇〇と言われますが…」とあえて比較対象を置いて質問したりすることで、より多角的に話を聞くことができます。
聞き上手になる
話し手が安心して気持ちよく話せるように、聞き手は頷いたり相槌を打ったりして、「あなたの話を私はしっかり聞いていますよ」という姿勢やリアクションを取るといいでしょう。もちろんやりすぎると、特にオンラインだったりすると相手の話を遮ってしまうので、そこは要注意です。

まとめ
インタビューで最も大切なのは、相手へのリスペクトと興味を持ち続ける姿勢です。限られた時間で相手に安心して話してもらうのは経験のいることですが、まずは先入観を持たず、相手を知ろうとする気持ちでフラットに向き合ってみましょう。
GOALではそんな貴重なインタビュー体験ができます。興味のある方は是非プログラムに参加してみて下さい!