第18回GOAL発表会 活動報告

2024年4月6日~4月27日にかけて「第18回GOALプログラム」を開催しました。

最終日に行われたオンラインイベント「第18回GOAL発表会 “How can we create a society where all people work equally?”」では、研修生が用意した2つのプレゼンを元に、参加者25名でディスカッションを行いました。

GOALプログラムとは?

4日間で、SDGsをテーマに海外にいる現地サポーター達とディスカッションを重ね、SDGsを通して異文化を学ぶプログラム。今回も、アレックスソリューションズの海外拠点があるシンガポール・スリランカの海外サポーター達と一緒に英語で対話を行いました。

プログラムに参加した研修生

今回は研修生として8名が参加(内訳:高校生5名+専門生1名+大学生1名社会人1名)。海外サポーターと共に、賑やかにプログラムは進みました。
研修生は、帰国子女、海外在住中、また現地の生の声を聞きたいと強く希望する方々が集まり、英語だけでなく質問力やアイデアの想像力なども高め合いながら、和気あいあいと終始プログラムは進んでいきました。

今回のディスカッションテーマ

今回は、SDGs目標8「働きがいも経済成長も」がテーマとして選ばれました。
この目標は、「社会に生きる全ての人にとって無理のない持続可能な経済成長と十分な雇用機会を確保すること」「ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)を促進すること」を目指しています。

世界では、失業、職がない、危険な労働、不当な賃金、男女不平等、移民労働力の搾取、十分な社会保障の欠如など、安心して働くことのできない環境に置かれている人が多くいるのが現状です。

研修生8名は最初に全員でラフトークを行い、児童労働・強制労働子どもの貧困、男女の労働格差があるのかどうか、そしてその問題に対して解決策はあるのかに注目して2チームに分かれて調査、ディスカッション(日本語・英語)、海外サポーターにインタビューを通して、それぞれ探求していきました。

最終日の発表会イベントでは、そのまとめを各チームが発表。イベントに参加してくれた人達と一緒に、
「子どもの貧困についてのプレゼン発表を見る前と後でどう考え方や気持ちが変化したか?」
「男女の労働格差をなくすための解決策はなにがあるか?」
などの議題を自ら提示して、英語でディスカッションを行いました。

子どもの貧困の現状 in Sri Lanka(プレゼンの一部)
子どもの貧困の原因 in Japan(プレゼンの一部)
子どもの貧困に対する取り組み in Singapore(プレゼンの一部)
男女の雇用格差における文化と価値観 in Sri Lanka(プレゼンの一部)
男女の雇用格差における各国の労働環境及び社会的現状(プレゼンの一部)
最終日の発表イベントの様子
参加者からの声

Q. 研修を受ける前と受けた後で変化したことを教えてください

A.
・以前は英語を使う機会がほぼなかったので、英語を話すことが少し怖かったけど周りの人がサポートしてくださったので英語を話すことに対しての抵抗がなくなりました。

・研修を受ける前は、SDGSを興味本位で受けていたのですが、研修で様々な事を知り、他人事ではないと感じました。そういった面でも参加してよかったです。
また、英語面ではもう少しできるかなと思ったのですが、自分の意見を英語で話すことや長い会話での理解が全然でした。。この弱点を知れたということでもすごい前進だと自分の中では感じていて、参加してよかったです。

・スリランカとシンガポールについての知識が非常に増えた。学んだ英語を使って実際にコミュニケーションをとる力がついた。

・知り合って間もない人とお話するためにちょっと早く準備を終わらせてみたりと、英語でのコミュニケーションはもちろんのこと、人との関わりにちょっと自信を持てるようになったと思います。

Q. GOAL 良い所、または他の人におすすめできるポイントはありますか?

A.
・英語を話す場面が多いところ。
英語で実際に会話のキャッチボールを行う機会(ディスカッションやインタビュー、意見の共有など)が非常に多く、実用的な英語力がついたからです。英語で場を回すという新しい挑戦ができたことが、非常に良かったです。

・初対面の人と何かを1から作り上げる経験ができること。
初対面の人と何かを作ることに最初は不安を感じたが、一人一人のバックグラウンドが違うからこそ自分だけでは気づくことのできない視点に気付かされることが度々あり、非常に新鮮で刺激的だった。

・SDGSを直接調べることで理解が深まることと自分の英語がどこまで通用するのかを知ることができるところだと思います。普段の勉強だとあまり使うということがないのでその経験ができるのは大きいメリットだと思います。

・プレゼンテーションというゴールがあるので、とても達成感がありました。情報分析力、英語力が確実に養える機会となるのでおすすめしたいです。

Q.改善点やアイデアがあれば教えてください

A.
・聞き取ることが出来なかったところを質問したりするところがあるといいなと思いました。

・最終日の発表会に来て頂いた海外メンバーとのディスカッションの時間がもっとあるとよかった。

最終的にプログラムの満足度は90%以上(6名)、80〜89%(2名)という評価をいただきました。

次回告知

第19回GOALを6月8日〜6月29日の毎週土曜日に行います!
参加してみたいという方は、ブログ記事グローバル人材育成プログラム「GOAL」第19回参加者募集!をご覧ください。

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