第27回GOAL発表会 活動報告

2025年月10月4日~10月25日にかけて「第27回GOALプログラム」を開催しました。

最終日に行われたオンラインイベント第27回GOAL発表会 “What Can We Do for the Planet to Our Sustainable Future?”では、研修生が用意した3つのプレゼンを元に、参加者22名でディスカッションを行いました。

GOALプログラムとは?

4日間で、SDGsをテーマに海外にいる現地サポーター達とディスカッションを重ね、SDGsを通して異文化を学ぶプログラム。今回も、アレックスソリューションズの海外拠点があるシンガポール・スリランカの海外サポーター達と一緒に英語で対話を行いました。

プログラムに参加した研修生

今回は研修生として高校生12名が参加しました。過去最多の人数で海外サポーターと賑やかにディスカッションを行いました。
参加した研修生は、帰国子女や留学経験者、インターナショナルスクールの学生、さらにはアメリカ在住の14歳など、英語に慣れているメンバーが多く、グローバルサポーターとの交流もとても活発でした。一方で、英語力を伸ばしたいという気持ちで参加した研修生も、最初は周りのレベルの高さに驚きながらも、ディスカッションでは積極的に発言したり、チームワークの中でできることに取り組んだりと、それぞれが前向きに挑戦していました。
この最終日の発表では全員が協力して英語のプレゼンをしっかり準備し、その成果を堂々と発表。どのチームのプレゼンも内容が充実しており、高校生とは思えないほどの完成度で、見ている人を引き込む素晴らしい発表となりました。

今回のディスカッションテーマ

今回は、SDGs目標13: 気候変動に具体的な対策をがテーマとして選ばれました。
この目標は、「気候変動の解決を目指して、世界一丸となって対策を講じていこう」という意図で制定されました。

最初に研修生12名が全員でラフトークを行ったところ、気候変動に対しての各国の政策や戦略を知りたい、そしてこの課題に対する人々の認識の向上、すなわち教育レベルから改善するにはどうしたらいいのかという疑問から探求を始めることになりました。
そこから4名×3チームにわかれ、調査、ディスカッション(日本語・英語)、海外サポーターにインタビューを通して各国の現状を比較しながら、それぞれの探求を深めていきました。

最終日の発表会イベントではそのまとめを各チームが発表。そしてイベントに参加してくれた人達と一緒に、以下の議題を研修生自ら提示して、英語でディスカッションを行いました。

1.(日) 温室効果ガスの排出を減らすために個人ができることはなんだと思いますか?
  (英)What actions do you think individuals can take to reduce greenhouse gas emissions?

2.(日)持続可能な社会のためにどんな教育が必要か
  (英)What kind of education is necessary for a sustainable society?

3.(日)日本の気候変動教育は、義務教育で行うべきか、高校などで選択制で行うべきか
  (英)Should climate change education in Japan be included in compulsory education or be an elective in high schools and other institutions?

(プレゼンの一部)
(プレゼンの一部)

参加者からの声

Q. 研修を受ける前と受けた後で変化したことを教えてください

A.
・オンラインで研修を受ける前はたくさんの人がいるズームで積極的に話したり、発表したらするのは少し抵抗があったけど、この研修でモデレーターやプレゼンを行ったことで話せるようになったこと。会ったこともないし住んでる場所も学年も何もかも違う初めましての人と一緒にディスカッションして話し合いながら一つのプレゼンを完成させたこと。

・英語を読んだり、聞いたりすることに対して抵抗感がなくなりました。英語が当たり前の存在になり、英語の勉強が楽しく感じられます。

・まだ苦手な言語を使って大勢の前で話す経験をさせていただいたことで自信がついてさらに英語を上手に話せるよう努力しようという意欲がわいてきました。また、出会って日の浅い方々と同じプレゼンテーションを行うための話し合いでどう効率的に話を回すか、その中でどう仲を縮めらせれるかのコツが掴めれたと思います。

Q. GOAL 良い所、または他の人におすすめできるポイントはありますか?

A.
・オンライン上のプログラムなので場所を選ばないこと、また自分が興味を持ったことの無いようなテーマも深めて学べること。

・はじめましての人たちとの共同作業で取り組むことの面白さを体験できるとともに、zoom以外の時間でも活動を自分で行う宿題もあることからプロジェクトを終えて達成感を感じられる。また、グローバルサポーターの普段聞けないお話から考えることができることで、問題への理解を深めることができ、英語を使う機会も多く、活動を通して英語力の伸長も図ることができる。

・まず最初に、英語が苦手だけど何かに挑戦してみたいという方でも理解しよう伝えようという意識を持っていればついていけれるプロジェクトだと思います。英検二級レベル以上できれば準一級レベルだと自分の思ったことをスラスラ伝えられて相手が言いたいこともわかりやすくなるのかなと思いました。
2つ目はスリランカとシンガポール人の方々がとても優しく親切だったことです。私達プロジェクト参加者の話を親身に聞いてくださり、自国のことについて調べて教えてくださったり。最初はなまりが不安でしたがそれも徐々に慣れることができたし、その不安を上回る親切さで私たちを迎えてくださいました!
そして最後にこのプロジェクトに参加しようという意欲の高い方々といっしょに活動できることです。お互いを高め合えたり、自分とは違う考え方をしている方々と出会えたりできることが一番のおすすめポイントかなと思いました!


Q. 改善点やアイデアがあれば教えてください

A. ①ブレイクアウトルームで各国の現状をインタビューする際に、沈黙になることがたまにあったので、日本の研修生も話すことへの積極性を持つべきだが、それと同時に、海外のスタッフの方々も、もう少し積極的に日本のトレイナーに質問や意見を尋ねてきてくださると、より有効な時間が作れると思いました。
②SDGs以外をテーマにしてみても、また興味深い回になると思います。


最終的にプログラムの満足度は平均77%以上という評価をいただきました。

次回告知

第28回GOAL発表会イベントを12月13日(土)19:30〜21:00で開催いたします!
詳細は決まり次第ブログまたは、インスタグラムでも告知しますので是非チェックしてみて下さい。

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