趣味の茶会も仕事につながる。プライベートと業務をサポートしてくれる環境が魅力

エンジニア ザセピロワ・アレクサンドラ

2021.08.20

アレックスソリューションズで顧客先現場でのデータベース管理やメンテナンス業務を担当するザセピロワ・アレクサンドラ。故郷・ウズベキスタンでの日本文化との出会いをきっかけに来日した彼女が、仕事や来日前から嗜む茶道、資格取得学習に取り組む現在の多忙な日々を「学びの機会」ととらえ、熱く語ります。

ワークライフバランス。新しい刺激に出会えることが私の軸にある

▲ウズベキスタンでUJCイベントでの太鼓

仕事とプライベートのバランスをしっかり取りたい。

2021年7月現在、私はそう考えて日々、仕事にも趣味にも時間と力を投じています。

そうした考えを持つに至ったのには、子どものときの体験がありました。私はもともと体が弱かったのです。家から外にほぼ出られず、テレビが唯一の友だちのような時期がありました。でも、人と会ったり、いろいろな新しいことを学んだりすると、刺激を受けて「すごく楽しい」と感じていましたね。

成長してからはいろいろな人と出会い、話をして、さまざまな言語を学ぶようになりました。その結果、人との出会いや新しい刺激を求める傾向がより強くなりました。

また、仕事でも出会いや新しい刺激を得る機会はありますが、プライベートも充実させればもっとさまざまな刺激が得られます。だからこそ、今は仕事とプライベートのバランスをしっかり取り、両方充実させたいと考えているんです。

実を言うと、日本に来たのも、そうした刺激を受けたからでした。

もともと母国であるウズベキスタンで、日本語を学んでいたわけではありません。日本文化に触れられるウズベキスタン・ジャパンセンターという施設に個人的に通い、日本について学び始めました。そうするうちに、いつの間にか心を奪われて、大の日本好きになったんです。

ジャパンセンターでは、日本に関するイベントや教室が毎日開かれています。図書やCDがそろっており、日本のテレビ番組もずっと放映されていて好きな番組を観ることができました。

日本のドラマやアニメのDVDも視聴できて、毎日日本文化にどっぷりと浸かれる空間でしたね。くす玉を作ったり、着物を着て盆踊りをしたり、お茶の教室に通ったりもしました。中でもお茶はもっと深く学びたいと思いました。「それなら日本語も知っておかなければ」と考えて日本語も学び始めたんです。

その後、私はジャパンセンターに就職しました。そして、2014年ごろに念願の来日を果たしました。

日本に来たときは人生初のことばかりで、見るものすべてに刺激を感じ、興奮の毎日でした。子どものころに近隣のロシアなどには行ったことがありますが、もともと自分たちはロシア系だし他国といっても海外を訪れた感じではなかったんです。それに、飛行機に乗ることも初めての経験でした。

日本に来てからは日本語学校や専門学校に通ってからホテルで1年間勤務し、「異業種で自分の幅を広げたい」と考えて2019年にアレックスソリューションズに転職しました。

福利厚生制度を活かして学ぶお茶の世界。ビジネスのヒントがそこにあった

▲日本でのお茶会

アレックスソリューションズ(以下、アレックス)は福利厚生制度が充実していて、私はその中で趣味活動を応援する「趣味奨励金」を茶会への参加に活用しています。

日本に来る前からやっていた茶会ですが、そのおもしろさは、2つあります。

1つ目は、お花やお菓子、着物、建築、歴史といった他の日本文化の要素を含んでいることです。2つ目は、「相手に喜んでもらうために何ができるか」という「おもてなしの心」など、人間関係ともリンクする哲学的な部分も奥深いことです。

こうした茶会の魅力を通じて、私は学びを得ていますし、それを仕事にも活かしています。

だから、私にとってお茶は単なる習い事ではなく、まさに自分の世界を広げられる場でもあるんです。

学びのたとえとしては、茶会の心得でもある「一期一会」が挙げられます。解釈によって変わりますが、この言葉には、「相手との出会いが一度しかないからこそ、今のこの出会いを大事にするべき」という意味があります。

しかし、これは、仕事にも通じているのです。仕事に当てはめて考えると、「明日はないかもしれない、来月はないかもしれないと思って、今すぐにきちんとやらなければ」と考えられます。これはほんの一例ですが、お茶の世界で学んだことは、仕事をする上でポイントとなる考え方にも通じるんですよ。

福利厚生制度としては、ほかにも現場会や同期会など、社内の人との交流の場の食事代の助成があり、サポートは厚いです。

私たちはそれぞれ常駐先などが違うため、仕事をする現場が違います。ですから会う機会があまりないメンバーもいますし、新しく入ったメンバーもいるので交流の場は非常に重要なのです。

コロナ禍により実際に会って交流するのが難しくなった今は、会社が社内報のような資料を作ってくれていて、新しいメンバーなどの情報を知ることもできるんですよ。

評価制度の変更が、学ぶことへの積極的な姿勢を生んでくれた

2021年現在、私が取得したいと考えている資格は、データベース関連のものです。

アレックスにはオンライン上で資格取得に向けた勉強会があり、これまでに私もAI開発などに使われるプログラミング言語の勉強会に参加してきました。データベースに関しては、自己学習のほか、社外の勉強会にも参加してより深く学習を進めています。

私自身は、これまで勉強会に「一緒に受講するメンバーや内容が好きだから参加する」ということが多かったです。しかし、最近は勉強会への意識が変わるようになりました。

というのも、社内評価制度の中に自己成長のために何をしたのかなどを評価する項目も追加されたんです。達成度合いによって給料にも少し影響しますし、ボーナスの額も変わるしくみです。その項目にはセミナーや勉強会への参加も含まれます。

この評価制度に後押しされて「仕事につながる」セミナーをしっかり選ぶよう意識されたと私自身感じています。

また、これまでは正直なところ、気分で「この期間はこれを学びたい、これも参加したい」と思ったセミナーや勉強会に参加することや、逆に敬遠してあまり参加しない時期もあったんです。

でも、評価制度の項目に含まれてからは勉強会に対してより積極的になり、定期的な参加を心掛けるようになりましたね。ただ何かおもしろそうなのを見つけたら参加しようというスタンスにとどまるのではなく、さらに自分から積極的に学習の機会を探して参加しています。学ぶ頻度も格段に高くなりました。

資格取得を目指すのは外国語を学ぶことにも通じます。少しずつでも毎日コツコツ学習を続けることが結果的に効果を生むので、良い変化が訪れたな、と実感する毎日ですね。仕事に対する姿勢にも通じると思います。

仕事もプライベートも成長の糧に。レベルアップする個のポテンシャル

▲アレックスメンバーと

アレックスにいると、学ぶ環境がとても充実していると感じます。仕事にはもちろん、「お金を稼ぐ」という側面があります。でも、それだけでなく、いろいろなことを学べる機会がたくさんあると思うんです。

もちろん、業務に関連する資格を取得すればそれは仕事に大きく影響します。しかし、それ以外のことを学べる環境がアレックスにはあります。

もともとアレックスは「留学生を活かす」を経営理念に掲げていることもあり、海外へ行って刺激を受け、経験を活かして仕事で活躍してほしいという考えを大切にしているんです。だからこそ、趣味奨励金などプライベートを補助する制度があると思うんですが、業務以外でも学ぶ機会に恵まれる環境ってなかなかありません。

私は茶会などのプライベートもそうですが、個人的には今の常駐先での現場業務期間が終わったら、オンライン上で海外研修制度にも参加したいと考えています。世界でコロナの状況が落ち着いたら、実際に海外に行くことができる研修制度です。

また、制度などを通して、会社が社員を一生懸命バックアップしてくれていると感じます。仕事以外にも旅行などいろいろな経験ができる環境にいると、気持ちがふっと楽になる。そして、仕事に頑張って取り組めます。それを後押ししてくれる会社の考え方は、私自身が思い描く将来図にも合っていると思います。

アレックス内にはあらゆるジャンルの勉強会があります。参加するといろいろなことが学べるのでその点もすごく良いです。勉強したことは自己実現につながりますし、仕事でできることの幅も広がりますからね。

アレックスで学びたい人、刺激を受けたい人、視野を広げたい人はぜひ、各種制度や勉強会も活用して活躍してほしいですね。そして、私自身はこうした環境でさらなるレベルアップをしていきたいです。

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