英語×ITが身を助ける──未経験から始めたエンジニア人生で感じたやりがい

エンジニア 西村 大樹

2021.08.27

2018年からアレックスソリューションズでエンジニアとして働く西村 大樹。10年間の海外生活で培った英語力と、未経験から身に付けたITの知識を活かして、日々の業務を行っています。 そんな西村が、これまでの仕事の中で得てきたものとは何だったのでしょうか。

IT未経験から、入社前の研修で基本的な仕組みを学ぶ

▲海外でのパーティー

エンジニア未経験の私がエンジニアとして面接を受ける中、アレックスソリューションズに感じた、他社との違い。それは入社前に行われるITに関する研修です。

IT未経験で入社する人が多いため、「ITを少し学んでみて、肌に合わないようだったら入社前の段階で断ってもらって大丈夫です」という配慮のある仕組みになっています。

私自身ITは全くの未経験だったため、この判断を入社前にできたのはありがたいと思いました。入社前の研修は大まかに分けて2つあり、両方ともITに関する基本的なことです。

1つ目は、インターネットがどうやって繋がっているかという基礎知識についてです。例えば、メールの送受信やWebサイトにアクセスする仕組みについて勉強します。

2つ目は、ネットワーク接続に必要な機器や、その操作手順です。基本的な仕組みから教えてもらえたことは、本当にありがたかったですね。何も知らない状態のままお客様先に派遣されることはないので、安心してスタートすることができました。

入社後に業務で使う技術を学びたいのであれば、担当のマネージャーに「こういう勉強をしたい」と伝えることで、そういった資格を持っている人や、実際に関連した業務に就いている人とお話をすることもできます。

また、研修中に常駐先を決めるための面接を受けます。マネージャーと一緒に面接に行き、先方からOKが出たタイミングで入社の手続きが始まるという流れです。

当社は英語に強い会社で、代表の大野も経営理念として留学生やバックパッカー経験者など前向きな人を雇いたいという考えを持っています。そのため、担当に付くマネージャーがその人の個性をみて、どういった業務ができるのか、どんな現場に向いているのかを判断しています。

風通しの良い社風とチームワークに支えられ、幅広い業務を担える存在になる

▲同期会

2021年2月現在、 私が常駐先で担当しているのは、海外インターネット環境統一案件です。

常駐先の大手企業では、いくつかある海外グループ会社のインターネット環境がバラバラで、無法地帯のようになっていたので、私はそのインターネットの環境を統一するために同じ製品を導入するというプロジェクトに参加しています。

具体的には、フィッシングメールや詐欺メールなどをブロックするために同じ製品を導入し、同じセキュリティレベルを保つことを目的にした案件です。

常駐先では、「1人だけしかできないことを減らしていこう」という考えを大切にしていて、業務はチーム全体で行っています。私も他の人たちがやっていることを吸収して、徐々に業務の幅が広くなってきていますね。

また、英語関係の業務を担当していたので、英語を生かして活躍でき、常駐先のお客様からも信頼してもらっています。そのためコミュニケーションに関しては、ほとんど苦労したことがないです。

仕事をする上での当社のサポート体制として、担当マネージャーからのこまめなケアがあります。

とくに最初の1ヶ月は、業務でどんなことをやっているのか、精神的・疲労的に大丈夫そうかという身体の心配もしてくれました。私自身は海外での生活が長いので、コミュニケーションは得意な方だと思います。ただ、やはり担当マネージャーのケアには精神的に支えられました。

当社は風通しが良いので、マネージャーが上から物を言ってくる訳でもないし、冗談を交えながら話してくれるので助かっています。

英語とITを軸に、できることの幅を広げていく

▲派遣時代

やりがいを感じるのは、英語を使ってお客様の役に立てたときです。

あるとき、日本語と英語の両方でマニュアルをユーザーに展開する仕事を担当しました。前任の方の翻訳部分で間違っている箇所があった際は、資料を訂正しながら、わかりやすい表現や翻訳を意識して作成しました。

そしてそのマニュアルを使用して、海外の方々へ説明する機会があったのですが、そのときに常駐先の上司から「西村くん英語ができるね」と言われたんです。そのときは、本当に役に立てて良かったと思いました。

別のあるときには、私の上司が海外の拠点を周ることになりました。約10カ国、40カ所の拠点を訪れる必要があったのですが、上司は英語が喋れないので、英語のサポートが必要な際は、私が全て対応していました。

笑い話ですが、リモートで道案内もしていました(笑)。上司とスカイプをつないで、位置を共有してもらいながら「Googleマップ上だと今ここにいますよ」、「そこを右に曲がって、こっちに行ってください」と案内をしていましたね。

また、社会人として自分自身の成長を感じたのは、初就職でそれまでPCを触る機会がなかったところから、PCをうまく扱えるようになったことです。あとは、技術的な話が結構できるようになった点も成長を感じたところです。

ネットワークというインターネットの仕組みを理解できるようになってきたので、技術的な問い合わせがきた時にも、誰かに頼ることなく、自分で回答できるようになりました。

できる幅が少しずつ広がっているのは、一社会人としても本当に良いなと思います。

どこでも行ける、どこでも仕事ができるようになるための英語×IT

▲東京の岩場

私は入社後、CCNAというネットワークエンジニアの資格を取得しました。CCNAを獲得したことで、業務をポジティブに運べるようになりました。インターネットに接続するために必要な概要知識が役に立っています。

また、設定をどうやるのかという具体的な知識に加えて、こういった技術があるのを知ることで、他の人たちとの会話についていけるようになりました。現地調査時も現地の人が言っている内容を理解できたので、取得して大きなメリットを得ることができました。

資格取得の経験を活かして、現在は社内向けにCCNAの研修を担当しています。今までは教わる立場だったのですが、今は教える立場になり、そこに関してもやりがいを感じています。

私は元々教えるのが好きだったので、そこに関しては全く問題ありませんし、当社のみんなも手助けしてくれます。

代表の大野の方針で、社内の先輩が後輩に教えるという制度があり、教える時間に関しても、きちんとお給料がでます。後輩というのは、入社したメンバーも、入社前の研修生も対象になります。

また他の制度も積極的に活用しています。有給消化で海外に行ける、「弾丸バックパッカー助成金」を活用して、タイに行きました。期間は3泊4日でしたが、飛行機のチケット代の補助金を出してもらいました。

海外にいくことで、海外って改めて良いなと再確認した一方で、予定通りに到着する日本の電車は素晴らしいなと改めて気づくこともできました。仕事をしながら海外に行くことって普通はないと思うので、このような制度を気軽に使えることに感謝しています。

また当社が掲げている「英語×IT」の魅力は、どこにでも行ける、どこでも仕事ができるようになる、という部分だと思います。そして、英語ができた方がITの勉強をしやすいということも身をもって感じています。

学習系のコンテンツも英語のものが多かったり、使っている製品も英語で書かれているものが多かったりします。そういった部分で英語を活用できることを、有利に感じています。

英語ができれば情報を獲得できる範囲も確実に広がってくると思うので、IT業界にチャレンジしてよかったなと思います。

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