「社員ファースト」の組織文化を一層加速させる──常に最前線にいた男の挑戦

CD 室 丸山 悟

2021.06.11

英語に加えITの経験もあった丸山 悟が、3社の常駐経験を経て選んだのは、コミュニケーションデザイン室。エンジニアの最前線から「会社を俯瞰できるポジションにつきたい」と希望した未経験の分野でした。丸山は今、何を考え、取り組んでいるのか。入社当初から現在までの変遷をたどりました。

ビジネスの現場で活きる、英語とITの学び

▲海外の時の写真

前職が同業種だったため、株式会社アレックスソリューションズ(以下、アレックスソリューションズ)の入社前に、インターネットのしくみやOSについて学ぶ研修、そして英語に関する研修を受講しました。

ネットワークの知識と技術はすでにある程度持っていたのでOSの研修が印象に残っています。

「これは研修でやったな」と知識と実践がつながったので、実際に常駐先でネットワークの運用・支援を行うときに大変役に立ちましたね。

英語については、入社前も業務で使っていましたが、使用頻度がそれほど高くなかったため、正直錆びついていました。

前職ではシンガポールの方と会話をすることがあったのですが、彼らの英語は聞き慣れなかったため、研修でシンガポールの人と話す機会があったのは良かったです。

完全にネイティブではない、少し崩れた、クセのある英語を話す人たちと話すことが、その後の実際の業務でも役に立ったと思います。

また、入社前からスリランカ研修に興味があって、行きたいなと思っていました。

スリランカへ行ったことがなかったため、行ってみたかったことが理由のひとつ。もうひとつの理由は、今後のキャリアアップになるのではないかと思ったことです。

そこで入社時に担当の営業の方に希望を出しており、実際に一年後に行くことができました。

スリランカ研修では、現地の資格や英語スクールに通ったり、インターンシップを経験したりしました。資格スクールではOSのしくみを掘り下げて理解することができ、かつ英語で受けることができたのも収穫でしたし、英語のスクールやインターンシップを通じて現地の方と色々と英語でコミュニケーションを取れたのは良い経験になりました。

常駐経験のたびに新たな学びを得て、もっと、もっと上へ

合計3社の常駐先でお仕事をしたのですが、常駐先を選択する際は私の希望もありましたし、営業担当者からの希望や情報も参考にしていました。

1社目は、顧客の営業システムに対する維持・管理の仕事をしていました。一言で言うとシステムが動き続けるためのお世話をするような仕事です。この業務は入社一年後にスリランカに行きたいという希望をもともと出していたため、期間限定でこれまでとは全く関連のない業務に入れてもらいました。ただし、あくまでも自分自身はインフラエンジニアとしてのキャリアを目指していましたので、スリランカから帰った際はお客様のネットワークの運用や支援を行える2社目の案件に希望を出しました。

2社目は2年半ほどで、英語対応はゼロでしたが、どちらかといえば技術を伸ばすことに集中した時期でした。

お客様とのやり取りの中で難しいことも多々ありました。

たとえば、私たちは契約書の内容に基づいて業務を行うのですが、契約外のことに対しても「これはどうしてやってくれないんのですか?」といわれることが結構ありました。

その中で、どうすれば範囲内でおさめることができるのか、どう伝えればわかってもらえるのか、また動いていただけるのか、さらには関係性を築いていけるのか。とても考えさせられましたね。

常駐した最後の3社目は、外資系半導体メーカーのお客様でした。

業界内ではネットワーク技術者を、監視、運用、設計・構築、要件定義、というフェーズに分けることができるのですが、このお客様の案件では、ネットワークの運用のみならず、設計や構築にも関わることができました。もちろん、英語を使う機会も多かったですね。

合計3社の常駐先で経験を積みましたが、少しずつできることが増え、レベルアップができたと感じています。

その後、2019年に異動になったコミュニケーションデザイン室では、社員と関わる機会が多くなりました。

これまでの常駐先でのコミュニケーション経験があることが今では強みになっているかもしれません。たとえば、社員の話を聞く際に、相手の言っていることの背景が想像できる、また自分の経験と重ねて共感できるようにもなりました。私から社員にアドバイスをする際にも経験を基にお話できますね。

すぐには結果が見えづらい取り組みでも継続こそが組織の風土

アレックスソリューションズのコミュニケーションデザイン室は2019年4月に新設され、現在は主に社内外向けの広報活動を担当しています。

エンジニアから未経験の分野への異動でしたが、実は私のほうから立ち上げの話を聞いて希望しました。

私自身、仕事のモチベーションの根底には「問題を解決したい」という想いがあります。仕事以外に大学院で経営学修士号の勉強を通じて問題解決について学ぶほど、会社の問題点や課題は何か、どこにあるのか、ということを見たり考えたりすることに興味がありますね。

そもそもこの部署は「社内のコミュニケーションが不足しているよね」と代表自身が痛感していたことから新設されたのですが、私もひとりのエンジニアとして常駐先で働いていた経験が長かったため、当時は帰属意識が薄かったのかなと、納得感はありました。

ならば自分が解決しよう、と思ったのです。

社員には在宅勤務の人もいれば、お客様の会社で常駐して働いている人もいます。そのため物理的に会うことはなかなか難しいですしコロナ禍の状況なので、オンラインでの活動が今はメインになっていますね。

コミュニケーションデザイン室では、キャリアの長い人と最近入社した人との交流を盛んにしたいと考えていて、社内向けに社内報を作成や、オンラインでのコミュニケーション、勉強会などの仕掛け作りに取り組んでいます。

社内報は、良くも悪くも緩く読めるように心がけています。仕事の話ばかりではなく、パーソナルな部分を紹介し、趣味や共通点を見つけてくれることがコミュニケーションの第一歩だと思っているためです。

またコロナ禍に直面したことで今後は、よりエンジニアとして一人ひとりが強みを持っていなければ生き残っていけないのではないか、という思いから、社内のノウハウを共有する勉強会をスタートさせました。

最近では評価制度も変更し、勉強会で教える側も、積極的に学ぶ人も評価されるしくみを構築している最中です。会社から強制して教えるのではなく、教える側と学ぶ側、双方がお互いに自然と学び合う風土をつくっていきたいですね。

コミュニケーションデザイン室の仕事は結果がすぐに見えるわけではありません。まずは継続して改良していくことが大切だと思いますし、「社内報を見るのが楽しみです」という声を耳にする機会があり「やっていてよかったな」と思う瞬間も多いです。

実際、社内報がコミュニケーションのきっかけになることもあるようで、そんなやり取りが生まれているのも嬉しいことだなと思います。

英語を軸に、横へ横へとスキルの幅を広げていく

▲会社のイベントにて

弊社の仕事の軸は、あくまでもITがメインです。そのためITは興味がないけど英語を使いたいという方には向いていないと思います。バックグラウンドとして英語を武器として持っている方にITをかけあわせれば強くなれると思っています。

実際、既に退職をされた方でも大手企業に転職をされ、大きなステップアップをされた方を何人もみていますし、その方達も未経験から入ってきたので、現在の社員の方にもできないということはないと思います。

私も新入社員向けの研修に携わる機会があるのですが、ここで講師をできるのもアレックスの中で業務として経験できたからです。

そのため今後は自分が現場で培ってきたことや学んだことを少しずつでもノウハウとして皆さんに提供していければ良いなと思っています。