第23回GOAL発表会 活動報告

2025年2月1日~2月22日にかけて「第23回GOALプログラム」を開催しました。

最終日に行われたオンラインイベント「第23回GOAL発表会 参加者募集 “Gender Equality Starts with Empowerment!”」では、研修生が用意した2つのプレゼンを元に、参加者23名でディスカッションを行いました。

GOALプログラムとは?

4日間で、SDGsをテーマに海外にいる現地サポーター達とディスカッションを重ね、SDGsを通して異文化を学ぶプログラム。今回も、アレックスソリューションズの海外拠点があるシンガポール・スリランカの海外サポーター達と一緒に英語で対話を行いました。

プログラムに参加した研修生

今回は研修生として8名が参加(内訳:中学生1名+高校生4名+社会人3名)。海外サポーターと共に、賑やかにプログラムは進みました。
なんと研修生の過半数以上が、海外バックグラウンドを持ち、運営も圧倒されるほどの英語力の高さにびっくりしてしまいました。研修生はお互いに刺激し合いながら、英語だけでなくチームワーク力やアイデアの創造力も高め合って、和気あいあいと終始プログラムは進んでいきました。

今回のディスカッションテーマ

今回は、SDGs目標5「ジェンダー平等を実現しよう」がテーマとして選ばれました。
このテーマは、ジェンダーによる差別をなくし、誰しもが平等な機会を得て、自分の能力を発揮できる社会を作ることを目標としています。

世界にはまだまだ、女性への差別や偏見が多く残っているのが現状です。

研修生8名は最初に全員でラフトークを行い、女性の社会進出の在り方性的暴力に注目し2チームに分かれ、調査、ディスカッション(日本語・英語)、海外サポーターにインタビューを通して各国の現状を比較しながら、それぞれ探求していきました。

最終日の発表会イベントでは、そのまとめを各チームが発表。そしてイベントに参加してくれた人達と共に、
「What do you think about the election of female prime minister?」
「⁠Based on today’s presentation, what kind of sex education do you think should be carried out in Japan?」

などの議題を研修生自ら提示して、英語でディスカッションを行いました。

ビジネスでのジェンダー格差割合 in Sri Lanka and Singapore(プレゼンの一部)
性教育の現状 in Japan(プレゼンの一部)
性教育について in Sri Lanka(プレゼンの一部)
性教育のメリット in Singapore(プレゼンの一部)
ビジネス上のクリティカルマスについて(プレゼンの一部)
性教育チームの結論(プレゼンの一部)

最終日の発表イベントの様子
参加者からの声

Q. 研修を受ける前と受けた後で変化したことを教えてください

A.
・今までファシリテーターなどをやったことがあまりなかったけれど、やってみて実際にグループ内の話し合いをまわす大変さなどを知れてよかったです。

・どれだけ文法が正しくなくても自分の言葉で伝えようという意識が芽生えたように感じた。また、半強制的に英語での発言機会を与えてくださっていたため、英語で話すことの恐怖感や緊張感が解けたように感じた。英語で話すことの自信も生まれた。

・今まではチームワークが苦手だと感じていたが、今回のプログラムでチームのメンバーとしっかりと話し合い、意見を交わしたことでクオリティの高いプレゼンをすることが出来た。他人の意見も聞きながら自分の意見も言うというバランスを学べた。

Q. GOAL 良い所、または他の人におすすめできるポイントはありますか?

A.
・スピーキング、リスニング力がアップする、自分の身の回りにSDGs関連のコンテンツがたくさんあることを知れる。なぜなら1か月間もの間、語学力向上や身の回りのSDGs関連を考えたり意識せざるを得ない環境にいられるから。

・実践的な英語によって自分の英語力を伸ばすことができる点がお勧めできるポイントであると考える。また、SDGsという社会的に見てタイムリーな話題を取り扱っているため、研修を通して社会に属する一員として学ぶべきコンテンツを理解することができる点も魅力的であると感じた。

・英語を使える良い機会になるところ。学校でスピーキングは中々やらないから。また、英語がペラペラな人達に囲まれて刺激を受けれるので、もっと自分も英語力を上げたいと思うようになるから。

・さまざまな年齢層やバックグラウンドを持つ人と対話できることも大きな魅力です。中学生、高校生、社会人など幅広い世代の参加者と意見交換をしながら進めることで、多様な視点を得ることができました。また、異なるバックグラウンドを持つ人々との交流はとても刺激的で、新しい価値観を学ぶ機会となりました。さらに、現地のサポーターから直接お話を伺えたことも、リアルな現状を知るうえで貴重な経験でした。

Q.改善点やアイデアがあれば教えてください

A.
・全体的に充実したプログラムで素晴らしかった。もっと英語を話せる時間があればさらに良かったかも。

・個人的に開始時間が19時以降だと仕事後でも参加ができたため、もう少し遅いスタートの方が助かりました。

・一日3.5時間という時間が少し長いのではないかと感じました。また、チームメイト同士の交流時間が少なかったのが少し悔やまれます。

最終的にプログラムの満足度は平均95%以上という高評価をいただきました。

次回告知

第24回GOALを4月5日〜4月26日の毎週土曜日に行います!
参加してみたいという方は、ブログ記事「グローバル人材育成プログラム「GOAL」第24回参加者募集!」をご覧ください。

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